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チェンマイ観光のベストシーズンはいつ?大気汚染(煙害)の時期・季節ごとの気候を解説

もえこ
もえこ

こんにちは、チェンマイ在住のもえこです!

チェンマイに拠点を置きはじめて約3年、旅をしながら生活しています。

本記事では、チェンマイ観光のベストシーズンと、気になる大気汚染(いわゆる煙害)についてまとめます。

旅行や移動の計画で、「いつ行くか」は本当に大事。
どんなに評判の良い場所でも、

うわ!今日も豪雨!!雨が多くて話と違う…

な、なんだこの空気!目が痛い!

なんてことになったら、台無しですよね。

チェンマイは自然が豊かで空気が澄んでいそうなイメージがありますが、実は世界でもトップクラスに空気が悪くなる時期があるんです…!

なので、これからチェンマイに行く方には、おすすめの季節&避けた方がいい時期をしっかり押さえてほしいと思います。
気候と空気のリアルを、わかりやすくお届けしていきます◎

もえこ
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できればベストシーズンを選んで、最高のチェンマイ旅行を味わってね!レッツゴー!!

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チェンマイの季節ごとの気候

「タイ=1年中常夏」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、実はタイにも、そしてチェンマイにもはっきりとした“季節”の違いがあるんです。

ざっくりと季節を分けるとこんな感じ。

時期特徴と季節旅行最適度
🍃 11~2月涼しい!ベストシーズンの『乾季
☀️ 3~5月暑くて40度越えの日も…!『暑季
☔️ 6~10月意外と長い?スコールが主で晴れ間も存在する『雨季

そして気をつけたいのが、毎年3〜4月にピークを迎える大気汚染

この時期は軽い注意では済まず、むしろ“警告レベル”と伝えたいくらい深刻です

では、私の体感を踏まえ、季節ごとの特徴をもう少し詳しく説明していきます!↓

11~2月:涼しい!ベストシーズンの『乾季

タイは大体10月の間で雨季が明け、11月からがベストシーズンとなります。

この時期は雨が少なく、晴れて青空が広がる日が多いです!

もえこ
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この時期のチェンマイは、本当に心地良くて最高〜!☺️

この期間は、観光に最もおすすめといえる時期になります。

最高気温は30℃ほど。

最低気温は17度くらいまで下がるので、長袖やスウェットも必須です。

もえこ
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常夏のタイのイメージですが、特に北部のチェンマイは涼しく、この時期の夜は少しひやっとするよ!

11月:チェンマイで最も有名なお祭り『コムローイ祭り』

このベストシーズンに入る11月には、参加者全員で一斉にランタン(天燈)を上げ、あのラプンツェルのような景色が見られることで有名な『コムローイ祭り』も開催される時期です。

開催日は2日間となり、毎年11月の満月の夜に行われているとのこと。

2024年は、15日(土)・16日(日)に開催されました!

ただ、この時期はさまざまな旅行会社がチェンマイ旅行に力を入れており、日本人渡航者がかなり増え、大盛況となります。そのため航空券やホテルの値段も高騰します

もえこ
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現地にも、この時期は日本人が沢山集まるよ!!

11~2月はチェンマイのベストシーズン。
11月には有名なお祭り(コムローイ祭り)も開催され、観光に最もおすすめの季節!

3~5月:暑くて40度越えの日も…!『暑季

3〜5月は、イメージ通りの“常夏タイ”が到来!

日本では7〜8月が夏ですが、タイでは3〜5月が夏の季節にあたります。
気温も一気に上がり、まさに多くの人が想像する“南国タイ”らしい気候に。

3~4月:世界一空気が汚れる?チェンマイの大気汚染(煙害)

この時期にチェンマイを訪れるなら注意…というより“警戒”が必要です。

3〜4月のチェンマイは、野焼きや森林火災による煙害(スモッグ)の影響で、世界でも有数の大気汚染レベルになる日があります。

実際に「世界で最も空気が悪い都市ランキング」にランクインすることもあるほどで、街全体がグレーのもやに包まれ、遠くの山も見えなくなるほど深刻です。

この時期の大気汚染の主な原因は、チェンマイ北部の山間地域で行われる「野焼き」です。
焼き畑や森林火災によって発生した大量の煙(PM2.5などの微細な粒子)が、風に乗って市街地全体を覆います。

チェンマイ在住の方の中には、頭痛や喉の痛み、倦怠感などの体調不良を訴える人も多く、
ひどい年には、呼吸器疾患の患者が急増し、病院の病床が満床になったという報告もあります。

もえこ
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この時期は、外でのランニングは絶対NG!

外出も最低限にして、家やカフェでは空気清浄機をフル稼働させてます。

私自身、毎年この時期は体調面を考えて、チェンマイを1ヶ月ほど離れるようにしています⚠️

4月:街全体がクラブ化!?タイの水かけ祭り『ソンクラーン』

4月はタイのお正月!

そして、タイ全土が最も盛り上がる一大イベント『ソンクラーン(水かけ祭り)』の季節です!

2025年のソンクラーンは、4月13(日)〜15日(火)に開催されました。

初めての方はびっくりするかもしれませんが、心の準備と濡れてもいい服さえあれば、忘れられない体験になります◎

もえこ
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ソンクラーン期間中は、まるで街全体がクラブみたいなカオス状態に!

知らない人にでも容赦なく水鉄砲やバケツで水をかけ合う、そんな「びしょ濡れ上等」な数日間が続きます(笑)

ソンクラーン(水かけ祭り)など、タイで1番大きなイベントも!
煙害さえ避けられれば、常夏のタイを味わいに行くのもあり◎!

6~10月:意外と長い?スコールメインで晴れ間も存在する『雨季

日本では6月が「梅雨」とされますが、タイの雨季はなんと6〜10月の約5ヶ月間!
「えっ、そんなに長いの!?」と驚く方も多いかもしれません。

タイの雨は、日本のしとしと続く雨とは違い、スコール(激しい通り雨)が基本。
ザーッと短時間降って、すぐに晴れることが多いのが特徴です。

現地の人も、傘をさすより「止むまで雨宿りしてから動く」というスタイルが一般的。
雨を避けるというより、自然と付き合う感覚に近いかもしれません。

もえこ
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私の肌感ですが、雨が降っても1日1回は晴れ間がのぞくことが多いので、思ったよりも快適です◎
日本の梅雨のような「どんよりした感じ」が少ないので、私はこっちの方が好きかも…!

雨季のタイで気をつけたいのが「洪水」問題。

タイは水捌けの悪いエリアが多く、スコールが続くと、あっという間に道が冠水してしまうことも。
特に10月頃は、チェンマイやバンコクでも毎年のように洪水被害がニュースになるほどで、油断は禁物です。

もえこ
もえこ

チェンマイもバンコクも、10月頃には大きな洪水になり、毎年結構大きな問題になります…!

私も実際に、
「ホテルから出られない…!」
「タクシーやデリバリーの車が到着できない…!」

という経験をしました。

いつ起こるかわからないので難しいところですが、できればこの時期の旅行は避けるか、ハザードマップで洪水エリアをチェックしておくと安心かも!

雨季は長いけど、スコールが多めで晴れ間も見える
梅雨ほどの天気の悪さはないものの、10月前後は洪水が多くなるので注意!

まとめ:チェンマイ観光は、ベストシーズンの11月〜2月を狙おう!

この記事では、チェンマイのベストシーズンや季節ごとの気候、大気汚染(煙害)について、在住者のリアルな視点でまとめました

いろんな国や都市を巡ってきましたが、チェンマイは天気の良い日が多く、心地よく過ごせる日が圧倒的に多いと感じます。

個人的には、本当に「住むのに最適な場所」。
空気、気温、街の落ち着いた雰囲気…どれをとっても、バランスが取れていて暮らしやすい街です。

とはいえ、雨季や煙害のシーズンは天気が崩れたり、空気が悪化することもあるので、短期旅行の方は「時期選び」がとても大事!
イベント情報もチェックしながら、おすすめの11月〜2月のベストシーズンを狙ってみてくださいね◎

もえこ
もえこ

チェンマイの魅力をまとめた記事は他にもあるので、旅の途中にちょっと立ち寄って読んでもらえたら嬉しいです🌿

あなたのチェンマイ旅行が、心に残る最高の体験になりますように!🐿

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