サウジアラビアに旅行へ行くのは危険?
治安は大丈夫?宗教の色が強くて、踏み入れにくいイメージがあるけど…!
私もサウジアラビアを訪れる前は、「女性一人で街を歩いても大丈夫かな」「治安もあまり良くないのでは?」と、勝手なイメージを持っていました。
ですが実際に訪れてみると、正直想像を覆すほどに観光しやすい国でした!
本記事では実体験をもとに、サウジアラビアの治安や最新のルール、服装などについてまとめていきたいと思います!
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サウジアラビアってどんな国?

かつては「厳格で閉ざされた石油国家」という印象が強かったサウジアラビア。
ですが、ここ数年で「脱・石油依存」へと大きく舵を切り、大きく姿を変えつつあります。
その中心にあるのが、国家改革構想「Vision 2030」。
観光ビザや産業の開放、エンタメ都市の建設、女性の社会的立場や服装の変化などと、国そのものの方向転換が近年顕著に現れている、注目の国家です!

観光者向けのリゾートやテーマパークの開発が進んていて、今見逃せない国家です!😳
1|観光ビザ解禁 ― 世界に扉を開いた2019年

2019年、サウジアラビアは本格的な観光ビザ(eVisa)の発行を開始。
それ以前、外国人が入国できたのは巡礼やビジネス、就労など限られた目的のみ、純粋な観光用途での旅行は現実的ではありませんでした。
ですが現在は、オンラインまたは現地(VOA)で観光ビザ(eVisa)の申請が可能に!
旅行者は比較的スムーズに入国できるようになっています。

観光ができるようになったのがこの5〜6年という、新鮮な歴史!
2|Vision 2030 ― 石油依存からの脱却

サウジの変化を理解するうえで欠かせないのが「Vision 2030」。
これは、石油からの収入に依存してきた経済構造を転換し、観光・エンターテインメント・テクノロジー・スポーツなどの分野を育成する国家改革計画です。
中でも象徴的なプロジェクトには、
- NEOM(未来都市構想)
- Qiddiya(巨大エンタメ都市)
- ディルイーヤ(歴史地区の再開発)
など。

単なる都市開発ではなく、「石油以外(観光産業)で稼ぐ国」へ変わろうとする、長期的投資としての動きが分かります!
3|服装と女性の変化 ― アバヤ着用義務の撤廃

社会的な変化のなかで特に注目されているのが、女性の立場の変化です。
かつては女性の運転が禁止され、黒いアバヤの着用が事実上必須とされていました。
しかし2018年以降、大きな改革が進みます。
- 女性の運転解禁
- 公共空間への参加拡大
- アバヤは法律上の義務ではなくなる
これにより現在、都市部ではカラフルなアバヤや比較的自由な服装の女性も増えています。
とはいえ、イスラム文化は今も社会の基盤。観光客も露出の高すぎる服装は避けるなどの配慮が求められます。
伝統を守りながら、少しずつ変わっていく過程とのバランスが、いまのサウジを象徴しています🇸🇦

実際に現地では、女性は黒のアバヤを着ている人達が多かったです!
ですが、通常の服装の人も多く見られ、露出が多くなければ通常の服装で観光ができました◎
サウジアラビアの人は、想像以上に親日だった!

実際にサウジアラビアを訪れて驚いたのが、想像以上に親日国だったこと。
アジア人、中でも日本人旅行者は特に観光で訪れることが珍しいようで、現地の人たちは本当に優しくフレンドリーに接してくれました!
テーマパークで列に並んでいる時、前に並んでいた2人の男性が「日本が大好きだ」と色々日本の話をしてくれたり、タクシー運転手やレストランの店員さんも、日本から来たと言うと嬉しそうに話してくれたり。

宗教の色や、異国の雰囲気からか、入国前は少し怖いイメージもありましたが、現地の方々はとても優しくフレンドリーで、当初の印象を覆すような素敵な経験ばかりでした😳
また、日本の着物をイメージした衣装を売っているお店や、日本風の抹茶カフェなど、日本の文化がサウジアラビアにも浸透していることに感動しました…!
サウジアラビアの治安

親日国であることに加えて、治安自体がとても良いと感じたサウジアラビア。

実際に首都リヤドを訪れてみての感想としては、女性一人で街を歩いても、特に危険は感じず、とても過ごしやすいと感じました◎
ヨーロッパやアメリカ、南米などと比較すると、かなり治安の良い方だと思います。
スリなどもほぼ起こる雰囲気はなく、裕福な国なのもあってかなという印象です◎
外務省の危険情報(2025年3月時点)

外務省の情報としては、下記の通り。
サウジは広いため、首都リヤドやジェッダは安全である認識ですが、国境付近は注意が必要との記載があります。
危険度
- レベル3(渡航中止勧告): イエメン国境地帯(ジャーザーン州、アシール州、ナジュラーン州、東部州)。
- レベル2(不要不急の渡航中止): イラクとの国境地帯。
- レベル1(十分注意): 上記を除く全土(リヤド、ジッダ等)。
治安・テロ情勢
サウジアラビアでは、2015年以降テロ事件の発生数は減少傾向にあるようです。
過去にあった事例としては、ジェッダの総領事館や非イスラム教墓地などでテロとみられる事案が発生したとのこと。
依然として警戒が必要、との情報は出ています。
参考:外務省ホームページ
サウジアラビアで気をつけること
とても治安の良い印象を受けたサウジアラビアですが、1つ怖いと思ったのが「交通事故」。
中東諸国では、車の運転が荒いことが多いようで、私も実際にサウジアラビアでタクシーに乗った時、かなりのスピードを出されて怖い思いをしました…!

煽り運転をしていたのか、目の前の車がスリップして事故の手前でした。。。!
シートベルトは忘れず、運転手の方に「ゆっくりで」とお願いすることをお勧めします!
また、王宮、政府・軍関連施設、通信施設、空港の制限エリアの撮影はNG。
露出の少ない適切な服装を心がけ、国のルールに沿った行動をするようにしましょう◎
サウジアラビアの服装事情

サウジアラビアをはじめとする湾岸諸国では、昔から女性は「アバヤ」と言う黒いロング丈の布で全身を覆った服装が主流でした。
ですがここ数年で、サウジ政府が掲げた国家改革計画「Vision 2030」に関連して服装に関する制限も変化。
義務であったアバヤの着用のルールが撤廃となり、強制ではなくなりました◎
観光時には何を着るべき?
2019年の観光ビザ解禁以降、「外国人は自国の文化に合った服装でよい」と明言されています。
ただし、やはり文化的背景に合わせ、露出などを避けて控えめであることが推奨されています。
| ◎ OKとされる服装 | × 避けたほうがいい服装 |
| ・長袖トップス(七分丈以上が安心) ・足首までのロングスカートやワイドパンツ ・ゆったりしたワンピース ・首元が詰まったデザイン | ・ノースリーブ ・ミニスカート ・タイトすぎる服 ・胸元や背中が大きく開いたデザイン ・透け素材 |
筆者が2月に渡航した際は、日本で着るような長袖にジャケットといった通常の服装で行きましたが、周りの観光客も通常の服装をしていることが多く、特に浮くことなく過ごすことができました。
実際、現地の方は伝統的な服装の方も多く、やはり他の国とは違ったユニークさを感じました!

現地では髪を隠したほうが良いかと思い、ストールを持っていきましたが、結局今回ほとんど使うシーンはなかったです!
ただし観光地でも、モスク周辺ではストールを被るなど、より慎重な服装を意識することがおすすめです。
サウジアラビアの気温変化・ベストシーズンは?
サウジアラビアは典型的な砂漠気候で、年間を通して乾燥しており、季節ごとの寒暖差がはっきりしています。
ベストシーズンは、気候が穏やかで観光に適した11月〜3月頃とのこと。

夏(6月〜8月)は45~50℃に上る猛暑のため、避けるべきとのこと!
年中暑いイメージでしたが、冬は過ごしやすい気候でした😳
■ 春(3月〜4月)
日中は25〜35℃前後で、比較的過ごしやすい季節◎観光にも適した時期です。
ただし、内陸部のリヤド周辺では砂嵐(シャマール)が発生することもあり、空気がかすむ日があるとのこと。

砂嵐(シャマール)に注意したい時期です!
■ 夏(5月〜9月)
内陸部のリヤドでは日中45℃前後になることも珍しくありません。
直射日光が非常に強く、体感温度はそれ以上に感じることも!
一方で、ショッピングモールやレストラン、ホテル内は冷房が強く効いているため、羽織りものは必須です。

この時期は避けた方が良さそう・・
■ 秋(10月〜11月)
真夏の猛暑が落ち着き、日中は30℃前後、夜は20℃前後まで下がります。
湿度も比較的低く、屋外観光や砂漠ツアーに最適なシーズン。
紅海沿いのジェッダはまだやや暑さが残りますが、夏ほどの過酷さはありません。

候補の範囲に入りそう◎!
■ 冬(12月〜2月)
日中は20℃前後と過ごしやすいものの、夜は10℃以下まで下がることもあります。
砂漠地帯では昼夜の寒暖差が大きく、朝晩は冷え込みます。ジャケットやストールがあると安心です。

夜と朝は寒いくらいでしたが、日中は暖かくとても過ごしやすい気候でした!☺️
ラマダンの時期に注意
サウジアラビアはイスラム教が強く根付き、ラマダン(断食月)の時期があります。
時期は「イスラム教カレンダーの第9か月目」に30日間断食するとされており、 2026年は2月17日(火)〜3月19日(木)。
ラマダンの時期は、日中はとても静かで多くのレストランや商業施設が閉まりますが、日没(イフタール)後は街中がライトアップされ、夜遅くまで食事やショッピングで賑わうとのこと。

日中の飲食制限など行動に制限がかかるため、「ラマダンの時期の観光は推奨しない」という見方もあれば、逆に「文化的な体験ができる」、と言う見方もありそうです。
少なくともラマダン期間中は通常より不便は増えるはずなので、しっかりと計画するのが良さそうです!
まとめ|サウジアラビアは、想像よりもずっと親しみやすい国だった!

かつては閉ざされた印象の強かったサウジアラビアですが、Vision2030以降、大きく変化していることが、実際にこの肌で感じ感じることが出来ました。

観光ビザの解禁・女性の社会的立場の変化などにより、旅行者にとっても訪れやすい国になってきています!
首都リヤドやジェッダなどの主要都市は比較的治安も安定しており、女性一人旅も十分可能だと感じます。
服装は露出を控え、文化への敬意を意識し、交通事故などに十分注意しながら行動すれば素敵な旅になることは間違いなし。
これを機に、今注目の国サウジアラビアをぜひ訪れてみてください!

他にもサウジアラビアのおすすめスポットなどをまとめています!
ぜひ他の記事も含め、サウジ旅のお役に立てれば幸いです!✨