
海外に出ても、日本の電話番号を維持しておかないと、何かと困る…
海外でSMS認証ができなくて困る…
海外移住者や留学、また海外長期旅をする際に、こんなお悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?

私も日本から海外に移住し、国を転々としたりしていますが、『Povo』が圧倒的におすすめです!
というのも、無料*で電話番号の維持・SMSや電話を海外で受けることもできるんです。
今回はそんなPovoについて、仕組みや実際の使用感、金額、注意点等について徹底解説していきます!

私もずっと悩んできて、ようやく辿り着いた回答なので、皆様の参考になれば幸いです!
海外移住や長期滞在でよくある悩み
海外に出る際の、ご自身のスマホや電話番号の扱いについて、
- スマホを休止して、数百円の維持費を永遠に払い続ける
- スマホを解約して、電話番号をなくしてしまう
- よくわからないので、契約したままにする
こんな選択肢を取ろうとしている方、いませんか??

私も海外ノマドを始めてしばらくは、どうすればいいかわからず、とりあえず電話番号を失いたくなかったので、スマホを休止していました。
ですが、これらの選択肢は
- 休止 → 数百円がかかり続ける上に、海外にいる期間は何も使えない
- 解約 → 電話番号を失ってしまい、不便
- 契約したまま → 高い料金がかかり続ける
全て、デメリットが存在してしまいます。
Povoとは?
Povoについて
Povoは、KDDI(au)が提供するオンライン専用のモバイルプラン。
最大の特徴は、基本料金が“0円”という点にあります。
月額固定費がかからず、必要な時にだけ「トッピング」と呼ばれるデータ通信や通話のプランを追加する仕組み。
そのため、たとえば「1日だけデータを使いたい」「一定期間だけ通話をしたい」といった使い方が可能。使った分だけ課金される、“従量課金型”の柔軟なプランです。
Povoの特徴
PovoのeSIMをスマホに入れておけば、基本料金なしで電話番号をキープすることができるため、海外に長期滞在する人や日本の番号を手放したくない人にとって、非常にありがたいサービスです!
PovoはeSIMを採用しているため、物理SIMの差し替えが不要で、海外でも現地SIMとの併用もスムーズ。
また、180日以上トッピングの利用がない場合は回線停止の可能性がある点だけ注意が必要ですが、それを除けば「持っておくだけで安心」な回線です。
なぜ、PovoでSMS受信や電話が【無料】になるの?理由と仕組みを解説

え、基本料金0円なのに、どうしてSMSが届くの? 電話も受けられるの?
そう思いますよね。でも、ちゃんと理由があります。
まず大前提として、SMSの受信や着信通話には、データ通信が必要ないことがポイント。
電話番号が有効でさえあれば、トッピング(追加料金)なしでも、SMSの受信や電話の着信は基本的に可能なんです。
さらにPovoは、Wi-Fi通話に対応しているスマホを使えば、海外でもWi-Fi経由で電話の着信が可能。
つまり、海外にいてもスマホをWi-Fiに接続(または現地SIMでモバイルデータ通信に接続)していれば、日本の番号宛にかかってきた電話をそのまま受けることができるんです!◎
SMSも同様に、電話番号に紐づいて届く仕組みなので、認証やクレジットカード利用の本人確認などにも利用できます。

私自身、Povo利用しており、タイや韓国に滞在している時でも、全てのSMSや電話を普通に受け取れています◎
Povo利用時の注意点2つ
Povoは基本料金0円・日本の番号を維持できる最強サービスですが、「うっかりやってしまうと回線が止まる」ような落とし穴もあります。
ここでは、特に大事な2つの注意点をご紹介します!
① 180日間トッピング利用がないと、回線が停止される可能性あり
Povoは使わなければ0円ですが、完全放置すると利用停止されるリスクがあります。
公式に「180日間有料トッピングの利用がない場合は回線停止の可能性あり」と明記されており、実際に停止された事例も報告されています。
→ 対策:半年に1回、最低額のトッピング(例:データ1GB/390円)を購入しておけばOK!

Googleカレンダーに「povoトッピングリマインダー」を入れておくといいですね!(笑)
② eSIM・SIMカードをスマホの設定から削除すると、復元不可に!
これ、ついやってしまいがちな中スマホの設定からPovoのeSIMを削除してしまうと、再利用ができなくなります。
再発行は可能ですが、手続きが必要&タイミングによってはSMSが受け取れない状況に陥ることも。
→ 対策:「SIM削除」は絶対にやらない! スマホを買い替える時などは、eSIMの移行準備をしてから!

私もeSIMを整理していた時にやらかして、再度手順を踏んで再発行するのに手間取りました…!
他社との比較
Povo申込〜利用までの流れ
まずはPovo公式サイト へアクセスし、申し込みをスタートします。
iPhoneの人はeSIMがおすすめ。SIMカードの郵送待ちがないので、その日中に使い始められます。
運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの本人確認書類をスマホで撮影し、本人確認(eKYC)を行います。
画面の指示に従って、顔の動きを撮影するステップもありますが、数分で完了します。
本人確認が終わると、数日中にSIMの郵送、もしくはeSIM用のQRコードが発行されます。
eSIMの場合、iPhoneの「設定」→「モバイル通信」からQRコードを読み取って開通設定を行えば、すぐに利用可能になります!
開通後は、すぐに日本の電話番号が有効になります。
この時点で、Wi-Fi環境があればSMS受信や電話の着信が可能になります◎
海外ノマドや移住準備中の方は、出国前に開通しておくのがおすすめ。
トラブル時にもSMSが届く状態にしておくと、安心感がまるで違います◎
*povoの申し込みには、SIMフリー、またはSIMロックを解除した端末、かつeSIMに対応していることが必要です。
多くの場合には問題がないかと思いますが、povoは店頭での受付はしておらず、自身でオンラインで手続きを行う必要があるため、このあたりはご自身でチェックする必要があります。
まとめ|海外ノマドや移住者は、Povoに乗り換えよう!
海外でも無料でSMSや電話の受信ができる、Povoについて解説しました!
ノマドや移住者にとっては、Povoのサービスが「自分に合っている」という方も多いのではないでしょうか。
プランは変更になる可能性もありますが、現時点ではノマドや移住者にとって最強と言える『Povo』をぜひ利用してみてください!